うううー!!!な毎日
なんだか毎日とっても忙しいんです
仕事はどんどんたまる一方だし…
現場から帰ってくるとFAXの山になってます
でも今日、ある一本の電話があったんです。
東京の業者さんだったんですが、今度こちらの物件を手がけるらしく、地元の家具業者を探してるとのこと。
東京の業者さん 「見積をお願いしたいんですが」
僕 「誠に申しにくいんですが、他の同業者さんにも見積依頼はされてますか?」
東京の業者さん 「うっ! ま、まぁ正直言ってお願いしてます」
僕 「わかりました。勝手ではございますが弊社の見積は他社様より高いという自信がありますので、相見積するのはご辞退させていただきます。」
東京の業者さん 「えっ!?そうなんですか?」
僕 「はい、弊社の作るものに関しましては、絶対に自信を持てるものしか納めない方針ですので、必然的にお値段も高くなります。他社様も同じ志をお持ちでしょうが、弊社は一段上のレベルでものづくりをするようにしていますので、申し訳ございませんが他社様を当たってください」
東京の業者さん 「はぁ~、そこまでおっしゃる方も珍しいですね!是非この案件をお願いしたいと思いますが、なにぶん予算が無いものですから…」
僕 「ありがとうございます。これに限らずまたご相談ください、お待ちしております」
東京の業者さん 「はい、わかりました。機会があれば是非お願いしたいと思います」
僕 「わざわざどうもありがとうございました」
って、ウチなんて吹けば飛ぶような弱小零細なのにねっ
何故かその方とはその後も話しが盛り上がりました
たぶん「へんくつオヤジなんだろなー」と思ってたでしょう(笑)
でもその会話の中で重要なキーワードがありました。
その方曰く
「ホームページだけでは、そこの会社の顔が見えないんですよ」
自分でも「ハッ!」としましたが、なるほどどの企業サイトでも良いことばっかり並べてますよね。
例えば「低価格」「短納期」「高品質」
はっきり言って、そんなことばっかりやってたら会社潰れますよ
現実問題として「高品質」を求めるのなら少なくても「低価格」ってのはありえないわけで、あくまで「適正価格」と表現するのが正解じゃないですか?
その「適正価格」ってのは会社の規模・業務内容・従業員さんの教育などによってマチマチで当たり前ですから、そこではじめて相見積が成り立つと思うんですけど。
今の世の中は「企業間低価格競争の中で、さらにそれがデフレスパイラルを引き起こしている」わけです。
みんながそれに気づいて「適正価格路線」に戻るのはいつなんでしょう?
いや、もうずっと戻らないのかもしれませんね
でも僕は
「顔の見える会社」にしていきたいと思ってます
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